vol.5「理想を全て叶えた自由設計の住まい」

2022.07.29

M様邸 [ハウスメーカー：なかやしき]

本日は、ご夫妻で家づくりへの思いをひとつにして、丁寧に理想を形にして行かれたM様ご一家の住まいをご紹介します。

「理想の家づくり」と簡単に言っても、予算や、家族それぞれの好み、土地の形や環境などさまざまなことを考慮しなければならず、全てを叶えられるわけではありません。
そんな中でも「やりたいことは、ほぼ全て出来ました！」とM様ご夫妻が言える、その理由をお話しいただきました♪

好みのインテリアを生かす、自由でのびやかな間取り

ご家族の暮らしをまるごと受け止める、存在感たっぷりのキッチンカウンター。
パントリーとの間には3連のスライドドアを取り付けています。来客時には、ドアを閉めるだけで、冷蔵庫や時計、ゴミ箱といった生活感を感じるものを瞬時に隠せて便利！
スライドドアだから、開閉の際にスペースを圧迫することもありません♪

「以前暮らしていたキッチンは壁付けでリビングに背中を向けていたので、子どもの様子が見えなくて。新しい家では絶対にリビングが見える位置にとお願いしました。家族と一緒にテレビを見ながら家事ができるのもとても楽しいです」

こだわりのリビングは、窓も大きく、吹き抜けを作って開放感たっぷりに仕上がりました。

「テーマとしてもうひとつあったのが、自然光で暮らせる家であることでした。担当者さんは、私たちの気持ちを汲み取って、リビングと吹き抜けの窓を縦に繋げるように考えてくださったんですよ！」

上下の窓の幅を揃えて、スッキリとした見た目に整えられています。
光がたっぷり入って、朝起きてから陽が落ちるまで、ほとんど照明がいらないくらい明るいのだそうです！

お子さまが宿題をするときや、夜が更けてリラックスして過ごしたいときなど、シーンに合わせて明かりの色や強さを自由に変えられるよう、照明の配置と数、デザインにはかなりこだわっていらっしゃいました。
スマホで調光できるように設定して、手元でスマートにオンオフしていたのもカッコ良い！

「玄関に見えない玄関」を目指した。家全体をフラット&シームレスに

「玄関を広くして、好きな植物やアンティークのランプを置きたい」という奥さまのご希望を受けて、大胆な発想の間取りが提案されていました。

広い土間空間を持つ玄関はLDKへとフラットに繋がって、「フラット&シームレスな住まいをイメージしていた」というM様ご夫妻の思い通りの雰囲気に。

奥さまのお仕事がアパレル関係であることも関係して、間取りやインテリア、照明選びの随所にこだわりが光っています♪
玄関やキッチンに、お部屋にぴったり合う外国のアンティークランプがさりげなく使われていて、インテリアの格調を高めていました。

「アンティークのランプやインテリアを探して、これ！と思えるものとの出会いを楽しんでいます」という奥さま。
やわらかな3つのカーブを持つ独創的な形のテーブルが、ご家族の笑顔の象徴のよう♪

フラット＆シームレスな空間を作りたいと考えたのは、「いつか子ども達が巣立って夫婦2人になってからも住みやすい家であるように」と、老後を見据えた思いもあったとのこと。
どの角度から見ても美しく、また、無垢材をしっかり使った家の経年変化も楽しみながら「家も一緒に育ってほしい」という想いが込められていました。

光と風と、笑顔が心地よく流れる間取りの工夫

吹き抜けからリビングを見下ろすと、山の緑と床の無垢材が調和して、自然の中に暮らしているような心地に。
「光も風も自然に通る家にしたい」というご希望にピッタリの立地です。

そして、家の中には、風を通すための仕掛けがあちこちに。
山の風を通すために、リビングのスケルトン階段の下や、キッチンパントリーの中に窓が作られていました。
「暑い日でも、山から吹いてくる涼しい風だけで過ごせてびっくりしています！」と、とても満足そうなご様子でした♪

話を聞きに伺った日は、あいにくの強い雨模様。
断熱性の高い窓は遮音性にも優れているため、家の中はとても静か。
天候の変化を、安全な室内から安心して楽しめることこそ、小さな贅沢なのかもしれません。

調湿性能も高い高性能住宅だから、雨の日のジメジメもシャットアウト。家中がサラリと心地よい空気に包まれていて、お子さまもぐっすりとお昼寝を楽しんでいました。
目が覚めたら元気、元気！
ファミリー揃っておやすみできる寝室は、時々お子さま達の遊び場にもなっているようです♪

「こうしたい」を工夫で叶えた、自由設計のすごさ

2階のフリースペースは、お子さま達が成長したら2部屋に分けられる広さを確保。
遊び盛りの今は、こまごまと区切るよりも自由に動き回れるように、というご両親の愛も込められていました。

2階の床は、品質の良さで人気のブラックチェリーの突板（つきいた）貼り。肌あたりが柔らかくて、夏でもベタベタせず、素足で気持ち良く過ごせます♪

床材の素材と色にもこだわりが。1階の床にはハードメイプルを敷いて、やさしいブラウンに。2階には少し濃いブラウンのブラックチェリーを敷き、1階と2階の色調を調和させるために、クローゼットの扉を1階の床に合わせたメイプルの色で揃えてあります。

階段の途中でも色を切り替えて、自然に目が色味の変化に慣れていくようにという、驚くほど細やかな配慮がされていました！

子ども部屋の窓の下半分は、目隠しのためにすりガラスに。開閉できないFIX窓にしたのは、お子さまの安全性を考えてのこと。
そして窓枠は、屋内インテリアの統一感を損なわないように、全て白に揃えてあります。

インテリアとしての美しさとご家族の安全を考えて、細かな部分まで気を抜かずに作り上げたM様ご夫妻ですが、中には実現が難しいアイディアもあったのだとか。

「でも、担当者さんがダメとは絶対に言わなくて、どうしたら実現できるかを一生懸命考えてくださったんです。これがダメならこちらはどうですかと、提案をたくさん持ってきてくれて。
そのおかげで理想の家を建てられたと思っています！」

自由設計だからこそできるこだわり。家への期待は1人ひとり違うからこそ、しっかりとヒアリングして具体案を相談し合える担当者の存在が大切なのですね。

もちろん機能性も抜群！家事ラク動線で時短を実現

キッチンの背面を大容量のパントリーにして、お片付けラクラクな設計にしたのは、「生活感を全部隠したい」という奥さまのご希望を叶えたもの。
共働きで多忙な毎日を、少しでも楽にするために家事ラク動線にこだわっていらっしゃいました。

キッチンからすぐに洗面・バスルームへ行ける動線とあわせて作っていたのは、ランドリールーム。
洗って、干して、収納する流れが一ヶ所でできる、最高の最短動線です！
外やバルコニーに干すために、水を含んで重くなった洗濯物を抱えて歩き回らないで良くなって、「本当に楽になりました！」と、奥さまも満面の笑みでした♪