O様邸[ハウスメーカー:安成工務店]
RKB住宅展で理想の住まいと出会えたお客さまに、お話をお伺いする「ユーザーズボイス」。今回は、ライフスタイルの変化を見据えた息の長い住まいづくりを実現したO様邸をご紹介します。
土地の自然条件を読んだ、上品で快適なデザイン
大小組み合わされた窓により、光や風を通す「抜け感」のあるリビング。敷地の自然条件を読み取り、穏やかな日差しと気持ち良い風が流れるよう設計されています。ご家族の笑い声が聞こえてきそうな居心地の良い空間ですね。
リビングの横にしつらえた和室は、しっとり落ち着いた和モダンテイストで統一されています。暮らしの中に自然と畳を取り入れられるのも和モダンの魅力。さらに地窓を設けることで、明るくおしゃれな空間に仕上がっています。
「和とか洋とかではなく、それぞれのテイストを楽しめる住まいにしたかった」とおっしゃる奥様のイメージ通り、シンプルで流行に左右されないおしゃれなデザインが随所に施されています。
リビングからキッチンを眺めてみました。大きな掃き出し窓からの光が注ぎ込んで、自然光でも十分な明るさですね。
掃き出し窓から続く広いウッドデッキは、ご家族やご友人たちが集まる第二のリビング。天気の良い日はパラソルやコンロを出して、みんなでバーベキューを楽しんでいるそうです。
木と土と太陽、自然素材にこだわると住まいはこんなに快適に
「住まいに対するこだわりはあまりなかったんですよ」と語るご主人に安成工務店を選んだ理由をお伺いすると「材木や珪藻土など自然素材にこだわっているところですね。こどもたちがまだ小さいので安心して暮らせる住まいっていいなと思いました。湿気でジメジメすることなく、夏でも冬でも快適に過ごせるのはいいですね。また自然の力を生かしたOMソーラーも大きな魅力です。以前住んでいたアパートよりも光熱費が安いんですよ。」と笑顔で語ってくださいました。
「木の家」に特化した安成工務店らしく、築3年目を迎えてもまだ家中に心地よい木の香りが漂っているO様邸の玄関。大人数のお客様が来られても余裕でお出迎えできるくらいの広さが欲しかったそうです。
玄関奥にはさらに大容量の収納スペースが!カビに強く調湿作用があるスギ材を全面に使っています。消臭効果も高いので玄関収納にはぴったりですね。棚の高さを変えられる可動棚も便利で重宝します。
また1階の床材には上質感のあるオーク材を使用、使い込むほど風合いが変化し、味のある色と手触りに変わるのが魅力です。
奥様のこだわりで実現したのがこちらのランドリールーム。花粉や虫、PM2.5、黄砂などを気にせず、天気が悪い日や夜でも室内干しができます。しかも壁材が珪藻土なので部屋干し特有の嫌なニオイを気にすることなく、除湿器に頼らなくても大丈夫といいことづくめなんだとか。毎日のお洗濯がとても楽しくなりますね。
使い勝手が良すぎる勝手口周りと豊富な収納スペース
あまりに使い勝手が良すぎて玄関よりもこちらからの出入りの方が多くなったという勝手口がこちら。玄関を入ってすぐにランドリールーム、洗面室、浴室があり、外から帰ったらすぐ手を洗えたり、仕事帰りにすぐお風呂に行けたりと大変便利な動線になっています。
そして驚いたのが、勝手口からキッチンへ続く通路の途中に設けられたスタディコーナー。学校から帰ったらそのまま机に向かうことができちゃいます。宿題にも楽しく取り組めそう♪
家族5人分の衣類や季節用品などを収納できる大容量のクローゼット。収納スペースを1つにまとめることで住まい全体がスッキリします。
そして階段下でこんなおしゃれなスペースを発見♪壁紙のデザインは可愛いドット柄で、お子さまたちにも大好評だとか。
家族の思い出が増える楽しい秘密基地
「元々は平屋が希望だったんです」と語るご夫妻。将来お子さまが独立した後のことを考えると2階はいらないのではないか、と思ったのがその理由だそう。
「でも設計士の方と話しているうちに、山が見える家にしたいねという話になって。それなら天井を高くしてロフトのある平屋風にしようという提案をいただきました。」
そうしてできた2階のロフトスペースには、お子さまたちが思い切り遊べる楽しい空間が!大人では少し屈まないといけない低い天井も、秘密基地っぽくてワクワクします♪
広いバルコニーにも出入り自由!
階段とロフトスペースの床は杉材を使用。「柔らかくて香りもよく、裸足でも気持ちいいからとても気に入ってます」とご夫妻共にとても満足されていました。
山をはじめ外の景色を眺めながらお子さまたちと遊んだり、本を読んでゆったりくつろいだり。ご家族が自由自在に使える空間は、暮らしの中に癒しや遊びを提供してくれる大切な場所。ここでたくさんご家族の楽しい思い出が増えていくことでしょう。
どこにいても家族の気配が感じられるって素敵ですね。2階部分の大きな窓が横方向の「抜け感」を作り、住まい全体をさらに明るく開放的にしています。
ライフサイクルの変化にも柔軟に対応できる設計
お子さまの成長に合わせて設計したキッズルーム。上のお子さまが来年中学生になるため、間仕切りをして二部屋に分ける予定だそうです。
間仕切りした後はそれぞれ別のドアから出入りができます。将来お子さまたちが巣立った後は間仕切りをとって1つの部屋として使うことも可能。10年後、20年後、そして老後をどういう風に暮らしていきたいかを考えるのも、住まいづくりにとって大切なことですね。
「家族と長く住む」ことを意識し、ライフサイクルの変化を見据えて作られた住まいは、ご家族だけじゃなく訪れる人にも心地よさを提供してくれます。「こんな家に住みたいな」と誰もが思う素敵な住まい、あなたもぜひ参考にされてみてくださいね。