注文住宅では、住宅の外観から間取りまでさまざまなタイプから選ぶことが可能です。
しかし、実際に住んでみて後悔している人が多いのが実情です。
そこで、この記事では、注文住宅で後悔しないために確認すべきポイントについて詳しく解説します。快適に暮らすための注意点も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
注文住宅に住み始めてから後悔しやすいポイント
注文住宅に実際に住んでみて、後悔することが多いポイントを項目別に紹介します。
間取り
自分たちで決めた間取りでも、実際に住んでみて後悔することがあります。
間取りで後悔する代表的な例は、以下のとおりです。
- リビングが狭かった
- 部屋数が足りなかった
- 収納が少なかった
注文住宅を建てた後に子どもが生まれて家族が増えると、リビングが狭かったり、部屋が足りなくなったりすることがあります。
収納が少なくて後悔するケースもあります。収納が少ないと部屋が散らかりやすく、欲しいところに収納がないと生活自体がしにくくなるでしょう。
また、間取りに関しては、生活動線や家事動線が悪いことで、実際に住んでみて後悔することがあります。
生活動線や家事動線で後悔する代表的な例は、以下のとおりです。
- キッチンと洗濯機の場所が離れていた
- 洗濯機と洗濯物を干す場所が離れていた
- 寝室からトイレまで遠かった
生活動線や家事動線が悪いと普段の家事に対して時間がかかるため、ストレスになります。
間取りを決めるときは、将来の家族構成まで見据えたうえで、実際の生活をイメージして慎重に検討することが重要です。
住宅設備
注文住宅に実際に住んでみて、付けておけば良かったと後悔する設備の代表的な例は、以下のとおりです。
- パントリー
- 床暖房
- 勝手口
どれも後から付けるのが難しいため、悩んで付けなかった場合は後悔することもあるでしょう。
また、水回りの住宅設備で後悔する代表的な例は、以下のとおりです。
- キッチンのカウンターが狭かった
- キッチンの収納が少なかった
- キッチンのコンセントを追加しておけばよかった
- タッチレス水栓にしておけばよかった
- タンクレストイレにしておけばよかった
- 2階にもトイレをつけておけばよかった
- 浴室が狭かった
- 洗面スペースが狭かった
水回りの住宅設備に関しても、後から変更したり、付けたりすることが難しいため、後悔する要因となります。
後悔しないためには、実際の生活をイメージしたり、ショールームで実際に設備を確認したりすることが大切です。
窓・内装
窓や内装でも注文住宅に実際に住んでみて後悔することがあります。
たとえば、窓の大きさや位置で日当たりが大きく変わり、周辺の建物からの視線も変わるため、もっとしっかり考えておけば良かったと後悔するケースも少なくありません。
近年、防犯のために窓は極力小さくする傾向にありますが、リビングの窓だけは大きくしたり、高い位置に設置したりするなどの工夫が必要です。
また、内装では、コンセントの数や位置、イメージと違う床や扉の色味で後悔することもあります。
サンプルで確認していても照明で見え方が異なるため、できるだけ実物を確認することをおすすめします。
外構
予算の関係上、後回しにされがちな外構でも後悔するケースがあります。
外構で後悔する代表的な例は、以下のとおりです。
- 駐車スペースをもっと広くしておけばよかった
- カーポートを付けておけばよかった
- 道路から見えないようにすればよかった
注文住宅を建てた当初は1台だけの予定だったのに、もう1台増やそうとしても駐車スペースが足りずに後悔することがあります。
車の台数は変わらなくて、買い替えする場合に入らないこともあるため、将来のことまで考えて駐車スペースに余裕を持たせることが大切です。
駐車スペースに関しては、雨のときに大変になるため、カーポートを付けておけばよかったと後悔するケースもあるでしょう。
また、近年オープン外構が人気ですが、人通りが多い道路に面している場合はクローズド外構にすればよかったと後悔することもあります。
注文住宅で後悔しないための注意点
注文住宅で後悔しないために、気を付けておきたい注意点を紹介します。
住宅設備は見た目だけで選ばない
注文住宅ではさまざまな住宅設備が選べるため、好きなデザインのものを選んでしまいがちです。
しかし、実際にはデザインよりも機能を重視したほうが快適に暮らせます。
そのため、住宅設備はデザインだけでなく機能も考慮したうえで、慎重に検討することをおすすめします。
実際の生活をイメージする
注文住宅で後悔しないためには、実際の生活をイメージすることが重要です。
間取りや設備なども、新居での実際の生活をイメージしてみると、生活がしやすいかどうか判断できます。
家具や家電の位置も具体的に決めれば、広さもイメージでき、コンセントの位置や数が適切かどうかも確認できるでしょう。
また、現状だけでなく将来の家族構成も考慮したうえで、間取りなどを慎重に検討することが重要です。
実物を見学する
新築で後悔しないためには、実際にモデルハウスやショールームなどで実物を見学することが大切です。
住宅設備の使い勝手や床や扉の色味などを把握するためには、パンフレットやサンプルだけではわからないため、実物を見るのが最も効果的です。
また、住宅展示場ではモデルハウスを見学できるため、図面だけでは分からない空間の広さや最新の設備が体感できます。
まとめ
今回は、注文住宅で後悔しないために確認すべきポイントについて詳しく解説しました。
注文住宅ではある程度自由に決められるがゆえに、実際に住んでみて後悔するケースが多いです。
後悔しないためには、将来のことまで考えたうえで間取りを検討し、実際の生活をイメージする事が重要です。
なお、RKB住宅展では、さまざまなタイプのモデルハウスを用意しています。
一度の見学で複数のモデルハウスが見学できるため、ぜひ一度家族で見学してみてはいかがでしょうか。