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家を買うタイミングはいつ?必要な自己資金も解説

家を買うタイミングはいつ?必要な自己資金も解説

「家を買う最適なタイミングはいつ?」
「今は家の買い時?」

上記のように、家を買うタイミングについて悩まれる方もいるのではないでしょうか。

家を買うタイミングは年齢やライフイベント、経済状況によって異なりますが、家を持つタイミングを決める判断基準を理解する必要があります。

この記事では、家を買うタイミングについて詳しく解説します。必要な自己資金も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

家を買うタイミングとは?

家を買うタイミングを見極めるためにはライフイベントや経済状況などさまざまな判断基準を考慮する必要があります。

自分たち家族にとって最適なタイミングを考えてみましょう。

ライフイベント

家を買うタイミングとして、ライフイベントから考える人も多いのが実情です。

注文住宅を建てるタイミングとして多いケースは、以下のとおりです。

結婚したとき

結婚して新居を決める際に賃貸ではなく家を購入する人も一定数います。

若い年齢のときに住宅ローンを組むと返済期間を長くできるメリットがあります。

しかし、子どもの人数など不確定な要素も多いため、将来のことまで考えて慎重に注文住宅の間取りを決める必要があるでしょう。

妊娠したとき、子どもが生まれたとき

子どもが生まれると赤ちゃんを育てるスペースが必要になるため手狭になり、子育てに適した住環境も考慮して家を購入する人もいます。

ただし、「結婚したとき」と同様に将来の不確定な要素もあるため、注文住宅の間取りは慎重に検討しましょう。

子どもが進学したとき

以前は小学校入学までに購入を検討する人が多かったですが、現在は保育園や幼稚園の友だちと一緒の小学校へ行かせるため、入園のタイミングで購入する人も増えています。

小学校、中学校の校区を考慮しながら注文住宅を建てるエリアを検討しましょう。

子どもが独立したとき、定年退職したとき

ずっと賃貸だった人は子どもの独立や定年退職を機に家を購入する人もいます。

夫婦2人になるため、コンパクトな間取りにするケースが散見されます。

ただし、高齢になると住宅ローンが組みづらくなるため、資金計画はしっかり立てましょう。

年齢

国土交通省が公表している「令和4年度住宅市場動向調査報告書」によると、はじめて注文住宅を取得した世帯主は30歳代が最多となっています。

全国では30歳代が36.9%、40歳代が21.7%となっており、30〜40代で注文住宅を取得している人が約60%を占めています。

住宅ローンの返済期間は35年以上が最多で全体の72%を超えており、逆算して30〜40代で注文住宅を取得していることがわかるでしょう。

年収

「年齢」を説明した同資料によると、注文住宅を取得した人の世帯年収は「600万~800万未満」の世帯が最も多く、25.7%となっています。

最近では共働きが多くなっているため、高めの世帯年収になっていますが、次に多いのは「400万~600万未満」の世帯で、22.0%です。

その他

ライフイベントや年収、年齢以外にも家の購入を検討するきっかけとして、以下のようなことも考えられます。

家賃がもったいないと感じたとき

賃貸では高い家賃を払い続けても資産とならないので、注文住宅を建てる人もいます。

子どもが入学してしまうと転校させたくないため、ずっと同じ賃貸に住んでいる人もいますが、長い間賃貸に住んでも何一つ自分のものにはなりません。

ただし、注文住宅を建てると住宅ローンの支払いのほかに、固定資産税などの税金や、建物の修繕費用が発生するため、慎重に資金計画を立てる必要があるでしょう。

友人や知人が注文住宅を建てたとき

友人や同僚などが注文住宅を建てて新築お披露目会などに行ったときに検討し始める人は少なくありません。

実際の家を見たことと、体験談を聞けることから自分も注文住宅を建てたいと思うきっかけになるからです。

ただし、ライフイベントや家族構成、年収などは人それぞれ違うため、注文住宅を建てるタイミングは慎重に検討しましょう。

必要な自己資金は?

住宅ローンを組むケースでも、土地や建物以外にも諸費用がかかるため、ある程度の現金を用意しておく必要があります。

注文住宅にかかる諸費用は、以下のとおりです。

項目 費用 特徴
仲介手数料 土地価格×3%+6万円+消費税 不動産会社に支払う成功報酬
住宅ローンを借りる際の手数料 3~5万円程度、もしくは融資額の1~3%程度 金融機関によって異なる
住宅ローンの保証料 融資額の0.5~2%程度 金利上乗せも可能
印紙税 融資額、取引額に応じて異なる 住宅ローンや売買契約書に貼付する印紙代
登録免許税 土地や建物の登記では金額の1.5% 2026年3月31日まで軽減措置が適用される
不動産取得税 固定資産税評価額×4% 特例措置や控除あり
登記費用 5~10万円程度 司法書士に支払う報酬
火災保険料 保険会社によって異なる 地震保険は別途加入が必要

諸費用は、物件価格の5~10%が目安といわれています。

注文住宅を建てるうえで、必要な自己資金は諸費用を含めたトータル金額の10~20%程度です。

ただし、あくまであったほうがいい金額となるため、自分にあったタイミングを優先する人もいます。

自己資金を貯めている間にも家賃はかかり続けるため、貯蓄ばかりを優先しないようにしましょう。

まとめ

今回は、注文住宅における家を買うタイミングについて詳しく解説しました。

家を買うタイミングは年齢やライフイベント、経済状況によって異なるため、自分たち家族に適したタイミングを見極める必要があります。

理想の自己資金が貯まっていない場合であっても、ライフイベントを優先することも検討しましょう。

なお、RKB住宅展には、住宅ローンや税金に詳しいスタッフが揃っています。

注文住宅を建てる際の疑問を解決するためにも、ぜひ一度家族で見学してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

内村 純也
内村 純也 宅地建物取引士
注文住宅、新築住宅、不動産仲介、投資物件の営業など約20年間、不動産業界に従事しました。現在は宅地建物取引士の知識を活かし、不動産専門のWebライターとして、注文住宅を中心に不動産関連の記事を主に執筆しております。

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内村 純也
内村 純也 宅地建物取引士
注文住宅、新築住宅、不動産仲介、投資物件の営業など約20年間、不動産業界に従事しました。現在は宅地建物取引士の知識を活かし、不動産専門のWebライターとして、注文住宅を中心に不動産関連の記事を主に執筆しております。