イベント・最新情報

ビルトインガレージを作るポイントとは?メリット・デメリットも解説

ビルトインガレージを作るポイントとは?メリット・デメリットも解説

「ビルトインガレージを作るポイントが知りたい。デメリットはある?」

など、注文住宅で作るビルトインガレージについて検討されている方もいるのではないでしょうか。
ビルトインガレージは車が雨に濡れないメリットがありますが、スペースが必要になり、費用もかかります。

そこで、この記事では、ビルトインガレージを作るポイント、メリット・デメリットについて詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

ビルトインガレージとは?

ビルトインガレージとは、家の1階部分に駐車スペースを設けて、車を格納するガレージのことです。

インナーガレージとも呼ばれ、シャッターやドアを設置することもあります。

車が雨に濡れず、車を駐車していないときは子どもが遊べるスペースになるため、子育て世代からも注目が集まっています。

ビルトインガレージを作るポイント

ビルトインガレージを作る上で大切なポイントは、以下のとおりです。

将来のことを考慮した上でサイズを決める

ビルトインガレージを作る際は、将来のことを考慮した上でガレージのサイズを決めましょう。

現在所有している車の大きさや台数をもとにガレージのサイズを決めると、将来車を買い替えたり、増台したりする場合に対応できなくなります。

乗り降りする際のスペースや、買い物したものを降ろすスペースも考慮しておくと、より安心です。

また、今後は電気自動車の普及が加速して主流となる可能性があるため、充電用のコンセントも設置しておくことをおすすめします。

動線を意識した間取りにする

ビルトインガレージを作る際は、動線を意識した間取りにすることも重要です。

玄関の横に作るケースが多いですが、たくさんの買い物をしたときはキッチンの勝手口が近くにあると便利です。

そのため、ビルトインガレージを作ると決めた場合は、実際の生活動線を想像しながら、間取りを含めて場所を決めることをおすすめします。

シャッターの素材や種類をしっかり検討する

ビルトインガレージにシャッターを設置する場合は、素材や種類をよく検討することも大切です。

デザインや金額だけでなく、錆や劣化を考慮してシャッターを選んでおけば、後悔する可能性は低くなります。

また、子どもが小さいとシャッターの開閉音も気になるため、近隣対策も考慮して静音性も確認しておきましょう。

ビルトインガレージのメリット・デメリット

ビルトインガレージには、メリット・デメリットがあるため、特徴を把握したうえで設置するか決断しましょう。

メリット

雨に濡れない

ビルトインガレージの最大のメリットは、雨に濡れないことです。

小さい子どもを乗り降りさせる場合や、たくさんの買い物をした場合には、いくら大雨でも濡れる心配がないため、快適に生活できます。

また、紫外線からも車を守れるため、大切な車を長期間美しく保てるでしょう。

防犯面で安心できる

ビルトインガレージにシャッターを設置すれば、防犯面も強化できることもメリットです。

近年、車の盗難が大きな問題になっていますが、シャッターを設置すれば、盗難のリスクを軽減できます。

車を大切に考えている家庭にとっては、ビルトインガレージは注文住宅における重要な要素の1つといえるでしょう。

容積率が緩和される

容積率の緩和措置の対象となることもメリットの1つです。

ビルトインガレージの場合は屋根のない駐車場とは違い、延床面積に含まれますが、延床面積を考える際に緩和措置の対象となるため、延床面積の5分の1を限度として容積率の計算からは除外されます。
(※容積率:敷地面積に対する建物の延床面積の割合のこと)

つまり、同じ容積率の敷地に建物を建てる場合、ビルトインガレージのある家のほうが、延床面積の上限が広くなるのです。

デメリット

建築コストが増加する

デメリットとして、建築コストが増加することが挙げられます。

ビルトインガレージが建物の一部となるため、構造強化のための資材や設計に特別な費用がかかることで建築コストが増加します。

また、シャッターを設置すると、さらにコストが上がるため、予算を考慮した上でビルトインガレージを作るか検討することをおすすめします。

換気する必要がある

ビルトインガレージを設置する場合は、換気や通風にも考慮しましょう。

とくにシャッターを設置する場合は、閉鎖された空間となるため、車の排気ガスによる健康被害のリスクがあります。

そのため、ビルトインガレージを設置する際には、換気システムを導入して適切な換気を行い、居住スペースとの間に十分な気密性を確保することも重要です。

まとめ

今回は、ビルトインガレージを作るポイントについて詳しく解説しました。

ビルトインガレージは雨に濡れず、防犯性を高めることが可能ですが、建築コストが増加するデメリットもあります。

予算を考慮したうえで、作るべきか慎重に検討することをおすすめします。

RKB住宅展では、さまざまなモデルハウスを用意しています。
ビルトインガレージを設置した住宅を含め、外観などの参考に、ぜひ一度見学してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

内村 純也
内村 純也 宅地建物取引士
注文住宅、新築住宅、不動産仲介、投資物件の営業など約20年間、不動産業界に従事しました。現在は宅地建物取引士の知識を活かし、不動産専門のWebライターとして、注文住宅を中心に不動産関連の記事を主に執筆しております。

開催中のイベント

この記事を書いた人

内村 純也
内村 純也 宅地建物取引士
注文住宅、新築住宅、不動産仲介、投資物件の営業など約20年間、不動産業界に従事しました。現在は宅地建物取引士の知識を活かし、不動産専門のWebライターとして、注文住宅を中心に不動産関連の記事を主に執筆しております。