衣替えのたびに、衣類や布団の収納場所に困っている方も多いのではないでしょうか。注文住宅を建てるなら、収納を広くしてすっきり暮らしたいと考える方もいるでしょう。
しかし、しまいやすい収納には、広さに加えて、使う場所や生活動線に合った配置も大切です。
そこでこの記事では、注文住宅の収納計画の基本や収納アイデア、住宅展示場で確認したいポイントを解説します。片づけやすい住まいを実現したい方は、ぜひ参考にしてください。
収納は“広さ”と“場所”が大切

注文住宅の収納は、持ち物が収まる広さに加え、使う場所に合わせた配置が大切です。収納に余裕があっても、使う場所から遠いと出し入れが面倒になり、ものを出したままにしやすくなります。
例えば、毎日着る服は着替える場所の近くに、上着やバッグは帰宅時に立ち寄る場所に収納すると、取り出すのも戻すのも楽になります。
衣替えを機に、持ち物の量や大きさと、今の収納で困っていることを整理し、新居の収納計画に生かしましょう。
注文住宅でしまいやすくなる4つの収納アイデア

収納は、使う場所や家族の動きに合わせて設けると便利です。ここでは、注文住宅で取り入れたい4つの収納アイデアを解説します。
1. ファミリークローゼットは「洗濯・着替え」の動線に合わせる
ファミリークローゼットは、洗濯物のしまいやすさと、家族の着替えやすさを考えて配置しましょう。洗濯する場所に近くても、着替える場所から遠いと、服を取りに行く手間がかかります。
例えば、室内干しスペースの近くに設ければ、乾いた服をすぐにしまえます。ただし、寝室で着替える家族がいる場合は、その部屋にも収納があると便利です。
家族全員の衣類を一ヶ所にまとめることにこだわらず、洗濯から収納、着替えまでの流れに合わせて計画しましょう。
2. 玄関収納には「上着」や「外出用品」の置き場もつくる
玄関収納には、靴に加えて上着やバッグの置き場も設けましょう。帰宅してすぐにしまえる場所があれば、リビングの椅子や床に置いたままになることを防ぎやすくなります。
例えば、上着を掛けるハンガーパイプやバッグ用の棚を設けると、外出時も必要なものをまとめて取り出せます。その際は、上着の裾が靴に触れない高さや、バッグと靴を分けて置ける棚の配置も考えましょう。
何をしまうかを決めておくと、家族が使いやすい玄関収納になります。
3. 季節家電は「重さ」と「運ぶ経路」で収納場所を決める
季節家電の収納場所は、重さや運ぶ経路を考えて決めましょう。年に数回しか出し入れしなくても、重い家電を持って階段を上り下りするのは負担になります。
例えば、リビングで使う加湿器やヒーターは、同じ階に収納すると移動が楽です。収納までの廊下や出入口を無理なく通れるかも確認しましょう。
また、扇風機とヒーターを季節ごとに入れ替えて収納する場合は、両方の寸法を確認し、どちらも収まるスペースを確保しておくことが大切です。
4. 布団収納は「使う場所」と「出し入れしやすい高さ」を考える
布団収納は、使う部屋の近くに設け、無理なく出し入れできる高さにしましょう。布団はたたんでもかさばるため、高い棚への上げ下ろしや、別の階への持ち運びは負担になります。
例えば、季節の掛け布団は寝室の近くに、来客用の布団は客間として使う部屋の近くに収納すると便利です。
また、何枚も積み重ねると、下の布団を取り出しにくくなります。棚で分けて、必要な布団を取り出しやすい収納にすることも大切です。
収納を住宅展示場で確かめる3つのポイント

住宅展示場では収納の広さだけでなく、位置・寸法・出し入れのしやすさも確認しましょう。ここでは、自分たちの暮らしに合う収納を考えるための確認ポイントを3つ解説します。
1. 使う場所から収納までの動線を歩いて確かめる
住宅展示場では、普段の生活を思い浮かべながら、ものを使う場所から収納まで歩いてみましょう。図面では近く見えても、廊下を回る必要があったり、途中に扉があったりすると出し入れの手間が増えます。
例えば、洗濯物を取り込んでしまう流れや、帰宅して上着とバッグを片づける動きを確かめます。朝の支度で家族が同時に使っても、通路ですれ違えるかも見ておくとよいでしょう。
2. 収納の奥行き・棚の高さを持ち物に照らし合わせる
収納は、しまいたいものの大きさに合わせて寸法を確認しましょう。展示されている小物が収まっていても、新居で使う衣装ケースや季節家電が入るとは限りません。
見学前に持ち物の幅・奥行き・高さを控え、収納内部の寸法と照らし合わせると判断しやすくなります。棚板や金具を除いた、実際に使えるスペースを確認することが大切です。
棚の高さを変えられるかも担当者に尋ね、持ち物に合わせて調整できるか確かめましょう。
3. 扉の開口幅と出し入れのスペースを確認する
収納内部の広さに加え、扉を開けたときの出入口の幅と、収納前のスペースも確認しましょう。中に収まる大きさでも、扉が邪魔をして出し入れしにくい場合があります。
例えば、衣装ケースを手前に引き出せるか、布団を抱えて出し入れする余裕があるかを確かめます。近くの部屋の扉とぶつからないか、収納を開けたままでも人が通れるかも確認するとよいでしょう。
まとめ
注文住宅の収納は、必要な広さに加え、使う場所に合った配置や出し入れのしやすさが大切です。衣替えを機に持ち物の量や大きさを確認し、家族の暮らしに合う収納を考えましょう。
住宅展示場では、収納の位置や奥行き、扉を開けたときの使い勝手を実際に確認できます。持ち物のリストや寸法を用意すると、担当者にも具体的に相談しやすくなります。
片づけやすい住まいづくりの参考に、ぜひ住宅展示場へ足を運んでみてください。




