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新築の庭をどう活用する?おすすめ施工例5選とお金をかけない庭づくりのコツ

新築の庭をどう活用する?おすすめ施工例5選とお金をかけない庭づくりのコツ

新築の庭をどのように活用すればよいか悩む方は多いでしょう。家のデザインや間取りには時間をかけたものの、庭のスペースについては具体的な活用方法が思い浮かばず、手つかずの状態になってしまうケースも少なくありません。

そこでこの記事では、新築の庭を活用するための具体的な施工例と、お金をかけずに整備するための実用的な方法について解説します。庭を有効に活用したい方は、ぜひ参考にしてください。

新築の庭を活用するおすすめの施工例5選

この章では、庭の具体的な施工例を紹介します。これらのアイデアを参考に、自分だけの理想の庭を作り上げてみましょう。

子どもが安心して遊べる庭

子どもが安心して遊べる庭は、家族全員がリラックスできる大切な空間となります。自宅の庭なら周囲の目を気にせず、子どもがのびのびと遊べる環境を整えられます。

例えば、柔らかい芝生を敷くことで転倒時のケガを防ぎ、砂場を設置すれば遊びの幅が広がります。また、ウッドフェンスや植栽を活用して視線を遮ることでプライバシーを守り、安全性を高めることが可能です。

さらに、小型の遊具やブランコを取り入れれば、子どもはもちろん家族全員で楽しめる庭となるでしょう。

家族で楽しむアウトドアリビング

アウトドアリビングは、リビングと庭を一体化させた空間で、家族全員がくつろげる場を実現できます。屋外での食事やリラックスした時間を楽しむことで、家族の絆を深めることが可能です。

例えば、リビングから段差なくつながるデッキスペースを設けると、室内外の行き来がスムーズになり、日常的に活用しやすくなります。また、簡易の屋根やパーゴラ(イタリア語の”ブドウ棚”が語源の、庭や軒先などに設置する格子状の棚のこと)を設置すれば、雨の日でも使える空間となり便利です。

さらに、テーブルやチェアを配置してバーベキューやホームパーティーができるようにすれば、家族や友人との楽しいひとときを過ごせる空間が実現できます。

趣味を楽しむガーデニングスペース

ガーデニングが趣味の方にとって、庭は心身をリフレッシュさせる大切な場所です。四季折々の花や植物を植えることで、日々の生活に彩りを加えられます。

植栽エリアを設ければ、カラフルな花々や緑を楽しむスペースを確保できます。また、家庭菜園スペースを用意すれば、トマトやハーブ、季節の野菜などを育て、新鮮な収穫物を食卓に並べる喜びも増します。自分で育てた作物を味わうことは、充実感や達成感につながります。

さらに、石畳や小道を配置することで、歩くだけでリラックスできる庭をデザインすることも可能です。これらの工夫により、趣味と実用性を兼ね備えた魅力的なガーデニングスペースが完成します。

リゾート感を味わえる庭

リゾート感のある庭は、非日常を楽しむための特別な空間です。自宅にいながらリゾート気分を味わえるため、日々の疲れを癒し、生活の質が向上します。

例えば、ウッドデッキや人工芝を活用して手軽にリゾート風の見た目を実現します。さらに、南国風の植栽(ヤシの木など)を配置することで、異国情緒を感じられる雰囲気を作ることが可能です。

夜間にライトアップを施すことで、昼と夜で異なる魅力を楽しめる庭を演出できます。

狭いスペースでも実現するプライベート庭園

限られたスペースでも、工夫次第で魅力的な庭を作ることは可能です。縦長の土地や狭い敷地を活かして設計すれば、機能的で快適な庭を実現できます。

例えば、コンパクトなスペースでも小型の水鉢や庭石を配置することで、和風の静かな空間を演出できます。また、目隠しフェンスや植栽を取り入れて外部からの視線を遮ることで、プライバシーを確保しつつリラックスできる環境を作ることが可能です。

狭いスペースでもデザインの工夫を凝らすことで、心地よいプライベート庭園を楽しむことができるでしょう。

お金をかけない新築の庭づくり3つの方法

この章では、お金をかけずに庭を整備するための具体的な方法を3つ解説します。

既存の素材を活かしてコストを抑える

お金をかけない庭づくりの基本は、手元にある素材を最大限活用することです。例えば、以下のような方法があります。

ウッドチップを撒いて防草対策をする

ウッドチップは、ヒノキや杉などを細かくチップ状に加工した素材です。これを敷くことで、雑草の成長を抑えるだけでなく、自然な雰囲気を演出できます。また、土壌の保湿効果も期待できるため、庭の健康維持にも役立ちます。

余った砂利を小道や駐車スペースに敷く

砂利を敷くことで、手軽に庭を整備できます。さらに、歩くと音が鳴るため防犯対策としても効果的です。

家の周囲に元々ある植栽を活かす

既存の植栽を利用することで、新たに植栽を購入する必要がなく、自然な仕上がりが実現します。

さらに、防草シートを敷けば雑草対策が可能となり、メンテナンスの手間を軽減できます。これらの工夫を取り入れることで、庭の整備費用を抑えながら、実用的で美しい空間を作り上げることができるでしょう。

DIYで手軽に作れる庭アイデアを取り入れる

DIYは、コストを抑えながらオリジナリティのある庭を作るのに最適です。

例えば、パレット木材を活用すれば、簡単にプランターや花壇を作れます。パレット木材とは物流で使用される木製の梱包材で、フリーマーケットやインターネットで安価に手に入ります。

さらに、人工芝を敷けば整地や芝刈りの手間が省け、見た目も美しく仕上がります。また、砂利や石を敷くだけで、小道や庭のアクセントとなるエリアを簡単に作成可能です。

これらのDIYアイデアを組み合わせることで、費用を抑えながらも個性的で使い勝手の良い庭が実現できます。

地元自治体の補助金やサービスを活用する

自治体が提供する補助金や助成金を活用することで、庭づくりのコストをさらに抑えることができます。

例えば、植栽やエクステリア工事の一部を補助する制度を持つ自治体もあります。具体的な情報は、市役所や自治体のウェブサイトで確認すると良いでしょう。また、庭の整備を地元のボランティア団体や地域イベントの一環として依頼することで、費用だけでなく労力を減らすことも可能です。

自治体の補助金やサービスをうまく活用することで、コスト削減と庭づくりを両立できます。

参考:公益財団法人福岡市緑のまちづくり協会|緑化助成事業

まとめ

新築の庭は、工夫次第で家族全員が楽しめる特別な空間に生まれ変わります。

子どもが安心して遊べる庭や、家族でくつろげるアウトドアリビング、趣味を満喫できるガーデニングスペースなど、生活スタイルに合った庭づくりを目指しましょう。

さらに、お金をかけずに庭を整備する方法を取り入れることで、費用を抑えながら理想の庭を実現できます。

専門的なアドバイスを受けたい方は、住宅展示場を訪れるのもおすすめです。プロの担当者が、具体的なデザインや活用方法について親身にアドバイスしてくれるため、より納得感のある庭づくりが可能になります。

新築の庭を最大限に活用して、より豊かで快適な暮らしを実現してください。

この記事を書いた人

岩井 佑樹
岩井 佑樹 宅地建物取引士・シニアライフ相談士
飲料メーカーを経て2014年に宅建士として不動産会社に転職。2019年に不動産ライター業を始める。2024年3月現在、不動産会社のコラムや不動産関連記事を400記事以上作成。現在は不動産会社とWebライター業の会社を経営。現役不動産屋ならではの経験から、不動産に関する「リアル」な記事を発信している。

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岩井 佑樹
岩井 佑樹 宅地建物取引士・シニアライフ相談士
飲料メーカーを経て2014年に宅建士として不動産会社に転職。2019年に不動産ライター業を始める。2024年3月現在、不動産会社のコラムや不動産関連記事を400記事以上作成。現在は不動産会社とWebライター業の会社を経営。現役不動産屋ならではの経験から、不動産に関する「リアル」な記事を発信している。